どうもKAKAです。
太陽光発電を2月から始めて6ヶ月経ちました。6ヶ月分の実績値がでた為、推定発電量と比較すると共に20年後の収支予測を確認しました。
比較しようと思ったきっかけは、 太陽光発電の各システムの損失が将来的にどのくらい発電量に影響を与えるか見たかったからです。
我が家の太陽光システムの各損失
太陽光発電は、気温と太陽光がパネルに当たる角度、パワーコンディショナの損失、その他の経年劣化による損失が影響します。
1、温度による損失
太陽光発電はパネルに太陽光が当たると発電するのですが、外気温による影響や太陽光パネルに太陽光が当たる角度に影響があります。
その為、夏の暑い7月と8月が1番発電量が多いわけではなく5月が1番発電量が多くなります。7月と8月は日が長く日射時間が長いのですが、気温が高い事が影響し損失が大きくなります。
我が家に設置している太陽光パネルの温度による損失は下記になります(メーカーや機種により異なります)
- 12月〜3月 → 5.8%
- 4月〜5月&10月〜11月 → 8.7%
- 6月〜9月 → 11.6%
2,パワーコンディショナの損失:5〜4%
太陽光パネルで発電した電気を使用する為に直流から交流に変換する時の損失になります。メーカーによってこの損失は異なります。
3,その他損失:合計5%
太陽光パネルの受光部の汚れや太陽光パネルから分電盤までの配線や回路からくるロスになり経年劣化に関係する損失になります。
上記の3つの損失の内、今後設置年数が経過していった時に発電量に影響を与えるのは、『3,その他損失:合計5%』になります。
この6ヶ月の実績が、推定発電量より5%以上あれば20年後も推定発電量以上の実績を得ることができるのではないかと考えています。
下に続きます。
我が家の太陽光 設置条件
- 気象観測地点:大阪(住宅街)
- 設置場所 :屋根設置
- 太陽電池容量:20.64kW
- 方位(1面) :東南東
- 売電単価25.92円/kWh
推定発電量と実績比較
月 |
推定発電量 (kWh) |
実績 (kWh) |
達成率 |
2月 |
1421 |
1572 |
110.6% |
3月 |
1961 |
2267 |
115.6% |
4月 |
2284 |
2589 |
113.4% |
5月 |
2548 |
3100 |
121.7% |
6月 |
2212 |
2834 |
128.1% |
7月 |
2405 |
2666 |
110.9% |
|
推定 |
実績 |
達成率 |
発電量 |
12831.0 |
15028.7 |
117.1% |
売電額 |
¥332,580 |
¥389,544 |
117.1% |

推定発電量と実績を比較すると月々で比較すると110%以上の達成率となっています。
その他の損失の5%を引いても推定発電量より105%の達成率となり、経年劣化を見込んだ推定発電量よりも5%以上の実績が達成できていると、まだ6ヶ月間での比較ですが読み取る事ができます。
推定発電量より5%アップによる収支の影響
仮に推定発電量より5%発電量がアップした場合、1年間当たり収支に与える影響はいくらになるのでしょうか
<我が家の発電量シミュレーション>
- 気象観測地点:大阪
- 太陽電池容量:20.64kW
- 方位(1面) :東南東
- 年間予想発電量 :22,641kWh/年
- 年間予想発電金額:586,855円/年
- 単価25.92円/kWh(24円+消費税 単価は20年間固定)
年間予想発電金額が586,855円/年の5%が 『約30,000円/年』 となります。
売電単価が20年間固定の 30,000円 × 20年 でトータル +60万円となることが予想できます。
以前予想発電量からみた20年後の収支予測が254万円でした。
我が家の太陽光発電システム導入費用と20年後の収支予測 - teamKAKA’の資産形成ブログ
発電量が5%アップすることで+60万円となり、20年後は +314万円 の収支になりそうです。
月々の実績を確認し、今後もどの程度の太陽光発電にメリットがあるか見ていきたいと思います。と言っても最終的な結果が出るのが20年後以降の為、みなさんお付き合い宜しくお願いします。
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<関連記事>
太陽光発電システムの導入費用と推定発電量からみた20年後の収支予想です。
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2017年2月からの実績です。
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我が家の太陽光パネルのスペックになります。発電量のシミュレーションも記載しています。
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