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1957年から始まったS&P500の50年間の歴史からわかる事。

どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

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S&P500とは

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している米国の代表的な株価指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出された、時価総額加重平均型株価指数です。

 

1957年から始まったS&P500の50年間の歴史からわかる事柄をみていきたいと思います。

 

S&P500に連動したETFのVOOが『 VOO → 500 』を表している事を知った時はなるほど!!と思いました。

 

S&P500指数のセクター別銘柄数の推移 

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(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)

 

1957年は素材とエネルギーの両セクターが時価総額の半分程度を占めていましたが、今日では全体の約12%になりました。

 

一方1957年では3つ合わせても6%をぐらいの存在だった金融やヘルスケア、情報技術のセクターが、今日では半分程度をこの3つのセクターで占めています。

 

50年という歴史を振返ると時代を牽引するセクターが変わっている事がわかります。このセクターの推移が変化する理由は、牽引するセクターの企業が次々に構成銘柄に採用されているためです。

 

セクターのシェアの変化と利回りの変化

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(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)

 

上記は過去50年間の市場シェアの変化と10セクターの利回りを示しています。

 

急成長を遂げた金融と情報技術の利回りがS&P500全体と変わらない事がわかります。

 

これは、両セクターのシェアが拡大したのは、個別銘柄の株価が上昇したからではなく、新たに多くの企業が指数に加えられたからです。

 

また、エネルギーセクターが指数に占めるシェアが約20%から約10%に低下していますが、指数S&P500の平均利回りを上回る12.87%の利回りをもたらしています。

 

過去50年間のセクターの拡大及び縮小が利回りに与えた影響は20%となっている様です。

 

これは、各セクターにおける投資家の利回りの80%が、そのセクターの企業の評価に基づいており、その産業が他の産業に比べてどれだけ拡大したかという点は関係がなかった事を意味します。

 

【関連記事】主要セクター別の株式利回りと株式利回りについての記事です。

www.makers-teamkaka10.com

 

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1957年の時価総額上位20社の50年間の利回り

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(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)

 

1957年の時価総額上位20社には石油会社9社含まれており、9銘柄全てが利回り上位10位以内に入っていました。

 

石油会社以外ではゼネラル・エレクトリック(GE)1社のみが 8位に入っていました。

 

GEは資本財・サービスセクターに分類されているものの、現在では売上の半分を金融とヘルスケア部門が占めています。

 

今年、GEはNYダウから姿を消しました。これも大きな歴史の一つですね。

 

利回りが高かった企業

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(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)

 

S&P500指数の最初の構成銘柄のうち現在も存続している企業の中で、過去50年の利回りが高かった上位20社が上記の表になります。

 

生活必需品セクターとヘルスケアセクターの割合が多くなっています。 

 

利回りの高かったフィリップ・モリスの恩恵は、同社の株に投資した人だけではなく、フィリップ・モリスが傘下に収めた他の企業の株を保有している人にも大きな利益をもたらしました。

 

より強い企業に吸収合併されることで、よい投資対象にうまれ変わった企業が多いという事がわかりました。

 

いまは米国を拠点としているとしても、将来的に米国トップ企業が米国以外の国の企業の傘下となる可能性もあります。

 

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企業にとって悪いニュースが投資家にとって良いニュース

株式市場では、企業にとって悪いニュースでも長期保有を行い、配当を再投資に回す投資家にとっては良いニュースとなる場合もあります。

 

企業にとって悪いニュースをみた投資家は悲観的な反応をし株価が下がります。配当を再投資する投資家はより割安な価格で株式を手に入れる事ができます。

 

利回りの高かったフィリップ・モリスは、喫煙に対する規制の強化、訴訟対応による出費があり良い状況とは言えませんでしたが、結果的にそれが投資家にとっては良い結果を得る要因となりました。

 

最初の構成銘柄の卓越した利回り

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(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)

 

S&P500は50年間の間に約1000社の企業が追加されました。この50年間の年間利回りは10.83%でした。

 

一方、最初のS&P500の構成銘柄を購入し50年間保有し続ければ利回りは11.72%で、最初の構成銘柄のパフォーマンスがすばらしかった事がわかります。

 

どうして米国の経済成長の原動力となった新しい企業よりも、古い企業の方が良い利回りを出した理由は、新しい企業には人々の期待が大きいために株価が上がり過ぎてしまい、投資家が支払った金額が高すぎたためです。

 

S&P500の構成銘柄は、時価総額で上位500社に仲間入りする必要があります。

 

時価総額は投資家の根拠なき楽観主義によって膨らむものです。

 

まとめ

S&P500の50年間の歴史をみて以下の事がわかりました。

  • 50年という歴史を振返ると時代を牽引するセクターが変わる事。
  • 急成長を遂げた金融セクターと情報技術セクターの利回りがS&P500全体と変わらない事からその産業が他の産業に比べてどれだけ拡大したかという点は関係がなかった事。
  • 企業にとって悪いニュースが投資家にとって良いニュースとなる可能性がある事。
  • 株価が割安な状態で放置されている企業の株を買い、配当を再投資する事で利回りが大きくなる事。
  • 最も高い利回りを生み出した企業の多くは同じブランドを提供し続けている事。

 

 

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