どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

週末にトルコの通貨リラが急落した事で今週の相場はどうなるのか、少し不安なKAKA’です。
この問題がどれほどの影響を及ぼすのかわかっていないからです。
みなさんのブログやツイートを見ていると、トルコの問題が一部の国の問題として終わる可能性があること。
一方では、一部の国の被害が連鎖していき世界的な影響が出てくる可能性もあることが書かれてありました。
読み進めていく中で、全世界へ分散投資をおこなっていく自分にとって、金融セクターが自分のポートフォリオに与えるを理解していない事に気付きました。
今日は金融関係で問題が生じた時に、金融セクターから受ける影響を調べました。
世界各地における金融セクターのシェア

下記の表は各地域毎の10セクターのシェアを時価総額ベースで表しています。
- 米国
- EAFE【欧州(Europe)、豪州(Australia)、極東(Far East)】
- 欧州
- 日本
- 新興国

(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)
【金融セクター】
世界のどの地域でも、金融が最大のセクターとなっており、経済成長にとって金融がいかに重要かがわかります。
各地域でのシェアが大きい為、今回のトルコの様な問題が起こった時に世界的な影響に発展するのではないかと考えれる事がわかりました。
今回では、スペインやフランス、イタリアの3カ国がトルコ国債を所有している為、欧州にとってはダメージをおう可能性も考慮に入れておきたいと思います。
金融については、国債などの保有によって世界が繋がっている事がよくわかりました。
※金融とは、商業銀行・投資銀行・保険会社・証券会社など
【関連記事】セクター別のシェアからみた全世界への分散について
www.makers-teamkaka10.com
金融セクターの株式利回りと世界の株式利回りとの相関
下記の図から主要セクター別の株式利回りと世界の株式利回りとの相関を確認する事ができます。

(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)
金融セクターの利回りは世界の利回りと強い正の相関
金融セクターの株式利回りと世界の株式利回りとの相関が0.8あり、強い正の相関がある事がわかります。
強い正の相関という事は下記の事がわかります。
- 金融セクターの株式利回りが良いと世界の株式利回りも良い。
- 金融セクターの株式利回りが悪いと世界の株式利回りも悪い。
金融セクターに問題が生じた場合、世界の株式利回りにも影響がでる事がわかりました。
※相関とは
- Xが大きい時は、Yも大きいという傾向を相関が強い正の相関といます。
- 相関が強いほど1に近づきます。
- −0.2から0.2を相関がほとんど無い状態です。
- Xが大きい時は、Yが小さいという傾向を相関が強い負の相関といます。
まとめ
金融セクターのシェアや利回りの相関を確認し、全世界へ分散投資を行う上で、金融セクターから受ける影響は大きい事がわかりました。
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