どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

先日ユキマツ(@yukimatu77)さんのインデックス投資の出口戦略のタイミング - ユキマツの「長期投資のタイミング」を読ませて頂いた際に、ユキマツさんから景気サイクルは見過ごせないとリプライをもらいました。
ユキマツさんの記事から米国の景気循環(景気の谷から山までの期間)は最長で120ヶ月、平均 で58ヶ月のようです。
また、今の景気は2009年6月から始まっていて109ヶ月で最長の120ヶ月にせまっている事がわかります。
ユキマツさんのここからどっち? - ユキマツの「長期投資のタイミング」では、S&P500の株価と米国の失業率から景気循環を確認しておられ、とても参考になり次のサイクルに移る事を意識しておきたいと思いました。
米国の動向についてはユキマツさんの記事を参考にさせてもらうとして、私は景気の循環についてわかっていなかったで、今日は景気の循環の種類について調べました。
景気の循環
短期的な経済変動は消費の動きに起因すると言われていますが、それぞれの期間の長さによって起因する要因があります。
【キチン循環】
約40ヶ月の周期の比較的短い周期の循環で、主に企業の在庫の変動に起因するという見られています。
好況期は商品が売れるため在庫をたくさんもっておく、景気後退期になると物が売れなくなり、在庫をあまり持たなくなり売上も下がり経済が衰退していく事がわかります。
ただ、21世紀に入りサプライチェーン・マネジメントによって在庫調整の短期化が行われる様になり、在庫循環が不明瞭になってきているためこの方法では景気の循環を読む事が難しくなっているようです。
【ジュグラー循環】
約10年の周期の循環で中期循環で設備投資に起因する景気の循環の事を指します。
企業が購入する機械の償却がおよそ10年の周期に当たるためこの様な期間となっています。
【クズネッツ循環】
約20年の周期の循環で建設投資を起因とする景気循環の事。住宅や商工業施設の建て替える建築需要に起因する循環です。
また、子が親になるまでの期間と近い事から人口の変化に起因する循環とも言われています。
【コンドラチェフ循環】
約50年の周期の循環で産業革命などの技術革新に起因する循環の事を指します。
まとめ
不況がやってきて株価が大きく下落する前に、無リスク資産に移しておければ良いのですが、なかなか私には判断が難しいなと思っています。
その中で、景気にはサイクルがあること。また、そのサイクルもおおよその期間があり、住宅や商工業施設、人口の変化などに起因したサイクルとなる事がわかりました。
経済の状況はいろいろな要因が絡む為、このサイクル通りにいくかわかりませんが、まずは、種類と目安を理解しました。
下図の様に景気や金利の状況により各セクターの特徴があります。

図は 株式ポートフォリオを作る時、知っておくべき5つの事 ビギナーのためのノウハウ - Market Hackより
- 好況:工業株、素材株、消費循環株
- 後退:エネルギー株
- 不況:生活必需品株、ヘルスケア株、公益株、通信株
- 回復:ハイテク株、金融株
上記を踏まえて、分散をおこないたい備えたいと思います。
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