どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

Google・apple・facebook・amazonについて書かれた『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』を読んでいます。
もちろんこの本はamazonで購入しました。
ビジネスや社会に大きな影響を与えている四騎士について、また米国株投資家なら気になるインデックスの株価を引っ張る四大企業について書かれた本です。
本を読んでとても気になる項目をピックアップしたいと思います。
GAFAというタイトルですが、最初に取り上げられている企業はamazonです。
amazon
消費者の自宅に商品を届ける『地球上最大の店舗』であるamazon。
amazonはGoogleにとって最大の顧客である一方、検索についてはGoogleにとって驚異でもあります。
2016年の時点で何かの商品を探している人の55%は、amazonで調べている事がわかります。

画像の出典:https://www.geekwire.com/2016/study-55-shoppers-start-search-amazon-11-last-year/
検索といえばGoogleというイメージが強いのですが、商品を購入するという事(小売業)についてamazonの強さがよくわかるデータだと思います。
また、米国のアマゾンプライムに加入している世帯は52%となっています。
資本主義による経済の繁栄は消費の上に成り立っており、過去に狩猟と採集で生活を営んでいた時代の『物を集めるという本能』を上手にamazonは刺激しています。
消費社会の生活している以上、自然の摂理に従えば小売業は成長するようになっています。
小売業はアメリカ経済全体としては成長していないため、amazonが成長している分、他の企業衰退していることになります。
ゼロクリックオーダー

アレクサで注文した多くの商品でクリックではなく、音声で注文した場合の方が価格を安くしている事が、アレクサを使用してわかったそうです。
これからの小売業がamazonのアレクサによってさらに苦しめられる事がよく分かりました。
amazonのダッシュ・ボタンを押せば1時間以内に商品が発送され、アレクサによって顧客の情報が大量に収集でき、使えば使うほどアレクサは賢くなります。
以前今村咲さんがツイートしておられた、ワードローブサービスもゼロ・クリック・オーダーにつながります。
顧客が服やアクセサリーを自宅で試着して欲しいものだけ手元に置き、他は返品できるというサービスです。
支払いも買う物が決まってから発生します。
何も触れずに買い物ができるように方向に進んでいるamazonの徹底した取り組みは、小売業のさらなる脅威となりそうです。
「最低限所得保障制度をふたたび採用する事を考えるべきだ。」
以前にジェフ・ベゾスが講演で雇用破壊と、社会にとってのその意味について聞かれた時の回答だそうです。
こちらは今村咲さんのブログですが、amazonの配送センターを見学にいった時の事が書かれたあります。
www.saki-imamura.com
倉庫のロボット化が進められているため、大きく雇用は削減されていきそうです。
本書ではamazonの項目最後に、amazonによって淘汰された何百万人の労働者と家庭の運命を左右すると述べ以下の様に記しています。
私たちは、より多くの仕事が存在する未来像を描き、それを実現するビジネスリーダーを必要としているということだ。
雑感
amazonが創り変えた世界を理解する事ができました。
印象に残った事は、今村咲さんがツイッターでツイートしてくれている内容が主な内容であったため、いつもおもしろい情報をくれる今村咲さんに感謝です。
4つの企業の今後については、また後日まとめたいと思います。
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