どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

昨日はS&P500構成銘柄の配当利回りが高い上位100銘柄の利回りが良かった事がわかりました。
今日はダウの負け犬投資法(ダウ10)と呼ばれるダウ構成銘柄の高配当10種の配当利回りと投資利回りの関係を確認したいと思います。
【ダウの負け犬投資法】
ダウ構成銘柄のうち配当利回りが最も高い10銘柄を12月31日に購入し、それを翌年の12月31日になったら配当利回りが最も高い銘柄10銘柄と入れ替える方法で、これを毎年繰り返します。
配当利回りが高い銘柄は株価が低迷している事が多いため、ダウの負け犬と言われています。ダウ10種とも言われます。
【S&P10種戦略】
S&P500構成銘柄の時価総額上位100銘柄の中から配当利回りが高い、上位10銘柄を選択するという方法。
S&P500の上位100銘柄であるため、ダウ10種よりも米国市場全体に占める比重が大きくなります。
下に続きます。
ダウ10種とS&P10種の配当利回りと投資利回りの関係
下記の図は、ダウ10種とS&P10種を対象に1957年から2006年の期間で、それぞれのベンチマークと比較したものです。

(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)
- ダウ10種は平均年率利回りが14.08%ありました。
- S&P10種は平均年率利回りが15.71%ありました。
- ダウ10種もS&P10種もそれぞれのベンチマークより利回りが良い事がわかります。
- ダウ10種とS&P10種がそれぞれのベンチマークに比べて利回りが最も悪かったのは、1999年でITバブルのピークでした。
長期で見た時に高配当銘柄は投資家に利益をもたらした事がわかります。

ダウ10種とS&P10種のパフォーマンス

(出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資第4版)
- ダウ10種もS&P10種もベータが市場平均の1より小さく安定している事がわかります。
- S&P10種は、効率的市場モデルの予測値より5.25%高く、ダウ10種は、効率的市場モデルの予測値より3.95%高い事がわかります。
まとめ
過去の結果を見るとダウ10種もS&P10種も高配当銘柄に投資することで良い利回りを得れることがわかりました。
ダウ10種もS&P10種も有名であるため採用する人が多い場合、株価が上がってしまうため配当利回りが落ち、過去の結果と異なることもあると思いますが、配当が投資家の利回りに与える影響がわかりました。
ただ、配当には日本での課税もあるため注意が必要になりますね。
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