どうもKAKA’(@teamkaka10)です。

先週の金曜ロードショーで ” 風立ちぬ ” をみました。
”風立ちぬ”は実在の零戦を設計するエンジニアの堀越二郎さんをモデルにしています。
映画を見ていて飛行機にかける想いや夢を追いかけるエンジニアはかっこいいと思いました。
以前3Dプリンタなどのデジタルツールを利用した製造業の未来を考えました。
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私は機械設計のエンジニアなのですが、物づくりにかける想いや夢のようなものは無く、自分は何を目指したいのだろうと考えていました。
下に続きます。
機械設計エンジニアとは

機械設計のエンジニアというと、図面を作成する業務が思い浮かぶと思います。
私は機械部品の図面を作成しています。
お客さんからの要望を含め製品の仕様に合わせて、使用する部品や部材の材質、強度などを考慮して図面を作成します。
入社当初は設計知識を知る楽しみや、やりがいがあったためモチベーションを高く業務に取り組めましたが、私が入社してから製品の構造に大きな変化がないため、ずっと同じ様な業務が続いています。
代わり映えしない業務だから物づくりに対する思いや夢を抱けないのか、自分がまだこの業務の真の面白みに気付いていないのかわかりません。
そこで機械設計エンジニアの業務が他にどんなものがあるのか調べてみました。
機械設計エンジニアの業務
機械設計エンジニアの業務には、部品の詳細設計を行うエンジニアや製品を製造する生産設備の改善を考えるエンジニアなど業務内容は様々です。
機械設計エンジニアの業務
- 機械の詳細設計者。
- 強度計算などを用いた構造設計者。
- 品質の管理者。
- 工程の管理者。
- 生産性の向上や改善を行う生産技術者。
私は機械の詳細設計者の部類に入ります。
価値ある存在であり続ける

機械の詳細設計ですが、構造が大きく変わらない部分や強度を深く検討しない場合などはベトナムの企業などに業務を発注している場合もあります。
また、自動設計の分野も進歩しているので今後は人件費の安い国や自動設計に置き換わっていくと思います。
そんな中で自分や機械設計のエンジニアとして生きていくためには、どの様な業務が良いのか考えました。
これから社内で重要になる能力
現在働いている企業で必要ととなる能力は、板金機械など部材の加工機械の知識があるエンジニアが必要になると考えています。
日本は人材不足になる事が決まっているので、工作機械を利用して作業効率を高めたり、加工技術の向上や安定が可能となります。
また、製造ラインの問題を解決できる生産技術者が、今後も需要があるのではないかと考えています。
まとめ
今期になって自分の仕事を振り返っていた事と社内を見ていて感じたことを書きました。
大企業では一定の年齢を境にリストラとなる記事が出ていました。
私が働いている企業は中小企業で、今は発展していく段階のため人材不足です。
そのため人材の募集をおこなっています。ただ、これから発展していくためにいろいろと業務に取り組んでいきますが、失敗すると業績が厳しくなり、人材の整理がおこなわれるかもしれません。
その時に自分も今の会社では不要と判断されるかもしれないので、エンジニアとして他の企業でも働けるスキルを身につける必要があると思いました。
”風立ちぬ”の次郎の様なエンジニアとしての熱い想いや夢というものは芽生えていませんが、いま働いている職場で必要となるスキルを身につける事、また、他の企業でも活かせるスキルを身につける事を意識したいと思います。
働くことを楽しめたらと思います。
Have fun★