どうもKAKA’(@teamkaka10)です。


”Appleのデジタル教育”という本を読みました。
本書の内容
- 教育は覚える事ではなく考え方を学ぶ事。
- 自転車が人の運動能力を増幅させた様にテクノロジーは知能を増幅させるもの。
- 学習は子供自身が参加し、実際に何かをする事が大切である事。
- 本物の学習は人とのやりとりを通じて生まれるものである事。
- どんな子供にも学習し、成功する可能性がある事を理解し心から信じる事。
テクノロジーを利用する事で、子供一人一人に合った教育方法で学習できる、考える力を身につける事ができるという事がよくわかりました。
テクノロジーを利用する事でやり遂げる難易度が下がり、子供のレベルにあった学習経験を積むことができる事がわかりました。
そこでスマートスピーカーを利用すれば、子供たちの好奇心が刺激されて良い影響があるのではないかと考え奥さんに提案しました。
しかし、奥さんと話し合った結果まだデジタル機器を利用するのは時期早々という答えになりました。
今日は我が家がスマートスピーカーの利用を見送った理由を書きたいと思います。
下に続きます。
スマートスピーカーを子供が利用するメリット

スマートスピーカーが子育てや教育にも役立つとして下記の記事がありました。
子供が知りたい時に知ることができるメリット、子供に最適な学習サービス、有害コンテツの少なさが上がっています。
【 3つの理由】
- 子供の興味や好奇心を広げる。
- 脳トレ・学習に最適なサービス。
- 有害コンテンツが少ない。
smartsp.net
どこのサイトで読んだか忘れたのですが、米国ではスマートスピーカーを幼稚園に設置し、園児の興味や好奇心を広げる取り組みもしているようです。
話せば答えてくれるというのは、子供にとっても興味が続きやすいと思います。
判断力をどのようにつけるか

奥さんもテクノロジーによって暮らしが良くなっていくし、生活も快適になっていくと思っているタイプです。
ただ、奥さんが1番気にしている事は、デジタルは煩わしさを避けることができるが、その煩わしさを経験する意味は大きい。ということです。
スマートスピーカーに聞く事は簡単ですが、聞いた内容をきちんと理解し、その答えが正しいのか、また他の答えは無いのか、判断しなければいけません。
その判断が我が家の子供たちには、まだ難しいのではないかという話になりました。
”FACTFULNESS”という本を読んでいますが、得た情報に対して思い込みによる間違いや、比較する事の大切さがよくわかります。


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
論理的な思考能力は、スマートスピーカーから受動的に得る学習方法では向上しないのではないか。
私と奥さんの現在の能力では、論理的な思考能力を向上させてからテクノロジーを利用した方が、子供たちの成長に繋がるのではないかと考えました。
生きていく以上は社会との繋がりが大切になると思います。
その為にも相手の気持ちを理解する、相手を認める事が大切になると思います。
成長とともに判断ができる人になってほしいので、スマートスピーカーの利用を見送りました。
なぜその選択が理にかなっているのか

日本人は察する事に重きをおいているところがありますが、米国などの多民族国家では文化の違う人達の集まりであるため、”察する”という価値観が無いということをどなたかが言っておられました。
できれば子供には”察する”という価値観ではなく、相手の選択が理にかなっているか判断できる大人になってほしいと思います。
まとめ

子供たちに判断力をつけてもらう為にも、4月から読書感想文を書いてもらうようにしています。
www.makers-teamkaka10.com
読書を通じて自分を主人公に置き換えて考える事、自分ならどう考えるかなど視点を変えて物事を捉える事を意識してほしいと考えています。
いろいろな背景を踏まえた人の気持ちを理解する事や、順序立てて物事を考え将来的に論理的な思考が身につけばと思います。
自分で判断する力がついてきた時に、スマートスピーカーなどのテクノロジーを利用しようと思います。
Have fun★